プリンセス トヨトミ
むー。
原作を読んでなければ、まあこんなものかとそれなりに楽しめるのかも知れない。
でも読んでる人なら、こりゃないだろう・・・と思うんじゃないかなぁ。
そもそもこの映画、登場人物の造形及びストーリー、いずれも原作からかなり改変している。
恐らく"綾瀬はるか"ありきの企画だったんだろう。
彼女演じる『鳥居』は、その人物像はおろか性別まで変えた為、全体の整合性を取る為に他の登場人物像まで変えたような印象が残る。
まあそうでなくても、殆どの登場人物が、見た目重視でキャスティングされていたけれど(笑)。
そして、大輔の茶子のエピソードも、尺の問題もあってか、大半が削除。
原作では、あえていえばこの2人の方がこのお話のメインといっていい位なのに・・・。
これも大人の事情からだろう、叙情性のあるシーンは軒並削って、見栄えするシーンばかりを抜き出して、何とかストーリーをでっちあげていた。
原作をここまで変えて、一体何でこれを映画にしたいと思ったんだろう。
原作愛がまるで感じられない。
勿論、大阪愛も感じられない。
実際、監督も脚本家も大阪人ではないようで、後でそれを知ってさもありなんと。
くどいようだけど、原作を知らなければ、まぁまぁ楽しめる気はする。
終始、見栄え重視で作られてるという点では、ブレてないし・・・。
ただ大阪人として、東京人に騙された感は残ったなぁ。
それとも期待し過ぎた私が間違ってたのか?(笑)(5月28日公開)
http://www.princess-toyotomi.com/
追記:全く個人的な話だけど、映画の無人の大阪(ミナミ界隈)を見て、阪神淡路大震災を思い出したのは、私だけだろうか。
まあネオンなんて勿論ついてない風景だったけど、あの寂寥感は、当時の梅田みたいだなーなんて。










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