最近のトラックバック

フォトアルバム

時計

  • ネコ温度計

天気予報

  • 天気予報
 

« 2006年6月 | メイン | 2006年8月 »

2006年7月

2006年7月31日 (月)

ゲド戦記2 壊れた腕輪

Eehbltay しょっぱなから肩透かしをくらった。
読んでも読んでも、ゲドが出てこない(笑)。
ある程度読み進める内に、この本の主人公はゲドというより、むしろテナーという女性のようだと分ってくる。
だけど、それにしても彼女の生い立ちと状況描写で、全体の1/3以上も費やされると、少々ダレてしまうのは致し方ないでしょう。
まあこれはこれで楽しめるけど。
ただ1巻があれほどの冒険譚であったのとは裏腹に、何だかダライ・ラマの話を読まされてるような気分になった(笑)。

そして、それだけ長い前振りだったのに、事は意外なほどあっさり終わってしまう。
そして終わった後の話があるのが、また意外といえば意外。
余分なエピローグのようで、実はこここそがこの本の肝なんだろうな。

結局作者の描きたいのは、人の心の光と影であって、既に達観の域に達してるゲドでは、主役にしずらいという事なのかもしれない。(アーシュラ・K・ル=グウィン/単行本)

カツ玉うどん / りょん (難波)

Cebf6hfx 店名より「元祖カツ玉うどん」の文字が目立ってるお店(笑)。
つまるところ、“卵とじトンカツうどん”という事なんだけど、正直これまで全く食指が動かなかった。
それが、隣にラーメン店がオープンし、それが程なく閉店し、その後居酒屋ができ、また反対隣の美容院(?)がいつに間にかイタリアンレストランになっても、ここだけは潰れる事なく営業している…。
ここって実は結構な人気店?
一度行ってみる事にした。

カレーライスやトンカツ定食といったメニューもあるようだけど、やはりここは
元祖カツ玉うどん(750円)を注文。
4〜5分で出てきた。
うどんは細麺で茹で置き。
出汁は意外というか醤油辛い関東風。
で、上にスクランブルエッグ状になった卵が乗ってあり(確実に卵とじではない)、トンカツはパン粉でなく、短冊切りした食パンをつけて揚げてあった。
これだと逆に油を吸うんじゃないかと思いつつ食べると、口当たりは悪くない。
ただ、食べてるうちに軽く胸焼けが…。
後、カツは4〜5個に切り分けられてはいたけれど、1つ1つが大ぶりで食べずらい。

結局、この店の良さを感じる事はできなかった。
カレー、もしくはカツカレーを頼んでたら多少印象は違ったんだろうか…。

追記:閉店('07)

-----------------------------------

大阪市中央区難波千日前13-18
TEL.:06-6643-1129
営業:11:00〜8:30

2006年7月30日 (日)

ゲド戦記 1 影との戦い

Rmqm0w5y こんなにいい本だとは思ってなかった。
長らく書棚の飾りにしていた事をちょっと後悔したほど。

一応児童書の体裁でもあり、文章は総ルビに近い感じだし、文字も大きく、ボリュームもそんなにない。
文章も簡潔で、こまごまとした状況描写や心理描写もあっさりしたもの。
なのに読んでて、情景がこれほど脳裏に浮かんでくるものか。
行間と言うものをこれほど感じさせられた事なんて、久しくなかった。

一話完結の全五巻の本で、第一巻は主人公が魔法学校に入って、色々な体験を通して、心身ともに一人前の魔法使いになるまでのお話。
典型的な冒険ファンタジーで、その世界観も今となっては目新しいものではないかもしれない。
でも、読み出すと止まらない。
そして読み終わった時、心地よい余韻がしばらく残る。(アーシュラ・K・ル=グウィン/単行本)

2006年7月28日 (金)

讃岐うどん / 情熱うどん 讃州 (中津)

Famchplz 外はまだ明るい時間、どうやら今日夜の部最初の客として入店したらしい。
店内は思ったより狭い。
(ただし二階もあるけれど)
ちく玉ぶっかけうどんミニ親子丼を頼む。
麺は2玉まで同料金。
頼んで5〜6分ほどで出てきた。

うーん、腰はあるんだけど、締めた麺の割にはなんかやわっとしてるなぁ…。
茹で置き麺だと思われる。
天ぷらについても、玉子は半熟でいい感じだけど、竹輪はやわいハンペンのようなモノで、えらく安っぽい。
ぶっかけ出汁は上品ですっきりした味。
個人的にはもう少しパンチが効いててもと思ったけど、これはまあ好みの問題でしょう。

ミニ親子丼はうどんが来てからそう待つ事もなく出てきた。
こちらはミニといいつつ、手は抜いてないし、量も結構あった。
味もまずまず。

でもうどんがなぁ…ちょっと期待が大き過ぎたかも。
まだ出来てそんな経ってないようなので、まだまだ変っていくかもしれない。
因みに、店を出る時分には店内は満席になっていた。

--------------------
情熱うどん 讃州(さんしゅう)
住所:大阪市北区豊崎3-4-12
TEL.:06-6377-5555
営業:11:00~15:30 / 17:20~22:30
定休:日

2006年7月27日 (木)

宇宙戦争 (オリジナル・バージョン)

Jsnuovdo 昨年公開された「宇宙戦争」のオリジナル版である。
過去何度か見てるけど、通してちゃんと見たのは、もしかしたら今回が初めてかも(笑)。

いやいや、かなりいい感じじゃございませんか。
半世紀前に作られた映画とはとても思えない。
セットは豪華、エキストラもかなりの人数。
また実際の都心部を(一部にせよ)無人にして撮影してたりと、やってる事が派手。
恐らく当時ものすごい巨費を投じて作ったんだろうなあ。
でも何より、ストーリーが思いの他しっかりしてる。

リメイク版は、とにかく敵から逃げるだけのシンプルな筋立てで、それで最後このオチはないんじゃないのと思ったりもしたけれど、本作も、ストーリーの大きな流れは同じだし、オチも同じ。
ただ、オチに至るまでのエピソードが色々あって、それが伏線になってたりもするので、同じオチでも納得度がまるで違ってくる。
普通リメイク版って、オリジナル版の不備や欠点を補うものだと思ってたけど、まさか逆に簡略化してたとは…。

方やこのオリジナル版で気になったこともある。
宇宙からの敵=火星人という思い込みが、当たり前に成立している事。
先日観た「火星人地球大襲撃」もそうだったけど、当時そういう認識が半ば常識化してたんだろうな。
ひどい火星人差別だ…(笑)(1953年公開)

2006年7月25日 (火)

時をかける少女

Fdrucljv 劇場用アニメになると知って、「今更?」「しかもなんでアニメ?」といった事がまず頭をよぎった。
個人的に、大林監督による実写版は結構気に入ってたので、尚更そう。
それでも、どうも出来がいいらしいとの評判を何度か耳にした事で、疑念が逆に興味に変ってしまった…(笑)。

今日の劇場は男性1000円デーという事で、男女比 20:1 位のむさ苦しい状況(笑)。
またパッと見もろアニメファンって感じの人が多く、もしや映画もそっち向け?と、少し不安な気持ちに(笑)。

で、結局の所、アニメになっても、話が実はオリジナルであっても、“時かけ”はやっぱり“時かけ”だった。
今回は、原作の約20年後のお話で、主人公も違っていたけど、テイストは概ね同じ。
(因みに原作の主人公は、本作では主人公の叔母として登場する)
観てて、妙なノスタルジーを感じた。

お話にことさら目新しさはなかったし、マンガ的というかリアクションがややオーバー気味な所もあれば、絵も劇場用としてはやや荒く、絶賛したくなる程の印象は持てなかった。
まあそれでも二時間弱、中だるみする事もなく観られたのは、何だかんだで楽しんだんだと思う。
思えば細かい演出が効いてたし、終盤の展開にやや捻りもあった。
でも主人公がなかなか楽しいキャラだったのが、案外一番よかったのかも。(7月8日公開) 大阪:7月22日公開 テアトル梅田

http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/

2006年7月24日 (月)

地下鉄のザジ

Ewilzqbr 田舎からパリにやってきた女の子が、お目当てにしてた地下鉄がストで乗れない腹いせ?に、周りを大人を巻き込んでひと騒動起す、ドタバタコメディ。

元々有名な映画ではあるけど、興味を持ったのは大貫妙子さんの同名曲を聞いた影響が大きい。
聞いていると、映像が浮かんでくるような感じのする楽しい曲で、これで映画を見た人はきっと私だけではないはず(笑)。

見ると、ほんとその曲をテーマソングにしたいほど、映画と合ってた。
いかにもフランス映画だなという雰囲気に溢れてる半面、そのドタバタコメディは懐かしくも親しみやすい感じがして、違和感がない。
(逆にそのコメディ部分にやや古さを感じたというのもあったけれど。)

主人公のザジは、ちょっとおませでおしゃまで小生意気で、でもどこか憎めない子。
でも悪戯はちょっと度が過ぎてないか?
ほんと、誰かこの子を一度こっぴどく叱ってやって欲しいと強く思う(笑)。
でも周りの大人は大して怒らないし、むしろ暖かく見守ってる感じだもんなぁ。
当時のフランスを、象徴的とも風刺的とも取れる描き方をしてる一方で、そこに暮す人たちの大らかさが、映画全体を柔らかくも暖かい感じにしている。
むしろザジ以外の登場人物に魅力的な人が多いのが、この映画の良さだという気もする。

そしてこの物語のタイトルでもある地下鉄は、スト中という事もあり、限りなく影の薄い存在なんだけど、最後の最後でタイトルの意味が分る。
うーん、洒落てるね。(DVD / 1960年公開)

2006年7月23日 (日)

エターナル・サンシャイン

Grc3lozu 劇場で予告編を見た時から、少し気になる映画だった。
結局ロードショーで見る事はなかったけど、先日「米脚本家組合(WGA)が選ぶ名脚本101作」というものが発表され、見るとこの映画が24位に入ってた。
これまでの全てのアメリカ映画の中で24位。
しかも2000年以降の作品で50位内に入ってたのはこの作品だけ(101位内でも4作品のみ)。
これはぜひ見ないと(笑)。

ストーリーは、些細な事で彼女と別れた男が、その痛ましい思い出を“手術”で消してしまおうとする…そんな、ちょっとファンタジーが入ったもの。
でも映画は、手術を受ける前の恋愛中の話、今の話、手術中の脳内の出来事が、入れ替わり立ち代りする、非常に複雑かつ凝った構成。
でも見てる内に、徐々にすっきり分るようになってくる。

最初、失恋したから記憶を消そうとする主人公に、全く共感できなかった。
ちょっと短絡的過ぎだろと(笑)。
それが、1つまた1つと彼の消されるべき恋愛の記憶を見ていく内に、彼の方が段々そう思い始めるのは皮肉と言えば皮肉(笑)。
ただ見ているこちらも、彼の思い出を1つ1つ辿っていく事で、少しずつ気持ちがシンクロしていく…。
またお話自体も、実は多重構造になっている事に気付くと、さすがに唸ってしまう。
すごく技巧的で、まぁ凝りまくってる。
でも見てる時は何ら違和感はなかったし、余韻を残した終り方もいいね。(DVD / 2005年3月19日公開)7/24

http://eternalsunshine.gaga.ne.jp/
http://ameblo.jp/eternalsunshine/ (BLOG)

2006年7月21日 (金)

ウルトラヴァイオレット

Fnix0jkf 「リベリオン」の監督によるSFアクション映画と聞いて、すぐ察するものがあった。
「リベリオン」で生み出した“ガン=カタ”アクションを、あれで終わらせるのは惜しいと思ったんだなと(笑)。
公開最終日に行ってきた。

…何てこったい(笑)。
予想通り、“ガン=カタ”(風アクション)を前面に出した映画でした。
でも、それだけ。
ストーリーは「リベリオン」の“かなり”粗悪な二番煎じな上、説明も不充分。
主人公の言動も、今一つ筋が通ってないような。
また、CGをかなり多用しているけれど、実写かCGかの違いがほぼ見分けられるのが痛い。
そもそも主人公の髪や服装の色が時々唐突に変化するのは、単に見栄え的な意味?

アクションシーンは確かに頑張ってる。
ただそれもちゃんとしたストーリーがあってこそ盛り上がるものだろう。
拳銃のある世界で、あえて刀剣で戦うというのは、やっぱり無理がある。
(「リベリオン」には、そういう理由付けがちゃんとあった)
何より、まだ「バイオハザード」の記憶が強く残ってるミラ・ジョボヴィッチを主役にした事は、ミスチョイスだったんじゃないかなぁ(彼女自体は頑張ってたけれど)。

今年のラズベリー賞の筆頭候補になりそうな予感…。(6月24日公開)ブルク7

http://www.sonypictures.jp/movies/ultraviolet/

2006年7月17日 (月)

がんばっていきまっしょい

Cc2e1klb 最近になってテレビドラマ化もされたようで、なら映画も期待できるかなと思い、借りてみた。

一人の女子高校生が女子ボート部を作り、大会出場に向け奮闘する青春映画。
田中麗奈の初主演映画という事で、まだどこか垢抜けてない感じの彼女が初々しい。
でも映画は、意外なほど普通な印象しか残らないものだった。

まず、'70年代の松山が舞台なのに、そうした時代をあまり感じない。
それは、学校と部活動以外のシーンがあまりないから。
また、主人公以外のキャラクターも、あまり印象に残らない。
これも主人公との絡み以外で、登場する事が殆どないから。
こうした結果、とにかくお話が一本調子になってしまってる。
オチもないし。

季節の移り変りなど、折々に映し出される松山の風景が美しい。
そこで練習に励む主人公たちに、刹那的な感じもすれば、またちょっとノスタルジーな思いに捉われたりもした。
そういう雰囲気を感じさせる映画ではあるんだけれど…。(DVD / 1998年公開)