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2008年7月

2008年7月31日 (木)

ダークナイト

Darkknightこれまで米国で様々な興行記録をを塗り替え、派手な話題ばかり先行しているけれど、見た限り前作「バットマンビギンズ」と、雰囲気などそう大きく変わった印象はない。
ど派手で、でもCGに頼ってない特撮のど派手さは、お金を湯水のように使ってるのが分る。
二時間半という時間を、丹念に人物描写に使ってるのも分る。
あらゆる点で前作を上回ってる。
ただ、それなら「~ビギンズ」はもっとヒットして良かった。
思うに、宣伝の巧さ、アイマックス作品としての人気、ヒース・レジャーの遺作となった事、そして何よりバットマンやジョーカーといったキャラが米国人にとって特別なキャラクターだという事など、幾つかの要因が重なったせいではないかと思う。

ジョーカーを演じたヒース・レジャーは良かった。
ティム・バートン版バットマンでのジャックニコルソンの怪演と比べられるのを覚悟の上で、しかも素顔を出す事のないキャラなのによく受けたなと思うけど、実際観てて鳥肌が立つほどのイっちゃってる演技だった。

でもこの、決して勧善懲悪ものでもなく、むしろダークなお話が、日本で受けるのかはよく分らないなあ。

ところで今回は、アイマックスシアターでの試写会だった。
それというのもこの映画が、アイマックスで撮影された初の商業映画だそうなんだけど、日本では現在、大阪サントリーミュージアムにしかない。
それで今回、監督の意向もあって、ここでの試写会実施となったらしい。
ただ一度限りの試写会のために、字幕付の専用フィルムを用意するなんて・・・それなら何回かでも上映してくれる訳にはいかないのかと思わずにはおれない。
アイマックスカメラによるシーンは、主に空撮シーンとアクションシーンの30分ほどで、そこのみフルスクリーンになる。(それ以外は上下が切れた映像になる)
それはそれですごい迫力だったんだけど、むしろこの劇場の凄さに改めて感じ入った。
20×28mのスクリーンはほぼ視界一杯の広さで、その上音響も物凄くいい。
ここは普段、30分ほどの同じ3D映画をルーティーンで上映してるけど、勿体無い気がするなぁ。(試写会にて/8月9日公開)

http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/

2008年7月28日 (月)

ベガスの恋に勝つルール

Vegas_b 恋愛映画には、さほど興味がないのだけど、全米上半期の興行成績2位という意外なヒットぶりを耳にしてた事もあり、観に行って来た。
物凄い雷雨の夜にわざわざ(笑)。

うーん・・・普通のロマンティック・コメディという印象かなあ。
ラスベガスで偶然出あった二人が、泥酔状態のノリでつい結婚してしまい、そのすぐ後にジャックポットで大金を手にした為に、簡単に離婚という訳にもいかなくなり、気の進まないまましばらく同居する事に…といったお話。
まあオチは言わずもがな(笑)。

テンポも良かったし、会話もちょっと洒落てて、ハッピーエンドと、卒なくまとまってる。
とはいえ、ただこの手のドラマとしてのパターンを、あまりに踏襲し過ぎてないか?
これといったオリジナリティも感じなかったし。
個人的に、ヒロイン役のキャメロン・ディアスに魅力を感じなかったせいもあるかもしれない。
というか、彼女がこの手の役を演じるには、年齢的に限界を感じたのは私だけだろうか(笑)。

あと、瑣末な事ながら、ヒロインは仕事に対する愛情がないまま頑張ってたらしいんだけど、その描写がなかったのは、この映画に深みを感じない一つの象徴にも思える。(試写会にて/8月16日公開) リサイタルホール

http://movies.foxjapan.com/vegas/

2008年7月25日 (金)

つけそば / 麺屋7.5Hz+ (道頓堀)

menya75

高井田系ラーメンなら、つけ麺なんてすぐ作れるんじゃないか…そうイメージした人は結構いると思うけど、先日オープンしたここがやってました(笑)

道頓堀の端のビル、半地下にあって、店内はカウンター8席とテーブル1卓のみ(別途椅子のないカウンタースペースもあった)。
宵の口に入ると、客は私だけ。
食券でつけそば(大チャーシュー/1100円)を買って、厨房に出す。
待つこと10分足らず。
普段の太麺よりさらに太い超極太縮れ麺の入ったざるが、小ぶりな出汁椀と共に出てきた。
椀にはネギとメンマとサイコロ状のチャーシュー肉と半熟煮卵(別売)が結構びっちり。
チャーシュー肉は別皿に盛られてて、ちと味気ない。
こうして食べてみると、改めてここの麺はつけ麺向きかもなと思う。
六厘舎のようなワシワシと食べられる食感は、人気店にも全く負けてない。
ただ、つけ出汁だけど、ほぼラーメンのスープそのまんま(笑)。
少し煮詰めてるような感じもしたけど、味は概ね予想通りでやや拍子抜け。
でも意外だったのは、割りスープが出された事(笑)
まさか出されるとは…と思いつつ飲んでみると、こちらは塩気のない鶏出汁の上品なお味。
とっくりに結構たっぷり入れてくれたので、味をみながら結局全部入れた。

正直、つけ麺として想像以上に成立していた。
インパクトもある。
特にこれまで高井田系のラーメンを食べた事がない人は、ハマるかも知れない。
でも知ってる人なら、工夫があまりない分、有り難味はあまり感じない気もする。
麺は素晴らしいと思えるだけに、どうせならつけ出汁の味をもう少し改良してくれれば、ブレイク必至だと思うんだけどなあ。

追記:閉店('10)

--------------------
麺屋7.5Hz
住所:大阪市中央区道頓堀1-1-4笑POINTビルB1F
TEL.:06-6212-6616
営業:11:00~23:00
定休:月
5

2008年7月24日 (木)

インクレディブル・ハルク

I_hulk 5年前にも作られた映画を、改めて仕切り直して作った映画。
今更ハルク?な気持ちもありつつ見たけれど、意外と楽しめた。
2003年のアン・リー監督版とは、ストーリーの繋がりも勿論ないけれど、同じ事を繰り返しても仕方ないと思ったのか、ハルク誕生から逃亡までのシーンはフラッシュバックのようなダイジェストで、さらっと流している。
そしてその分アクションシーンが多く、他にもロマンスあり苦悩あり敵役ありと、卒のない娯楽映画になっている。
お話が少々大味なのが何だけど、まあ原作もあるし、仕方ないのかな。
むしろよく頑張ってるというべきかも知れない。
(でもあの“ハルクスマ~ッシュ!”なる叫び声には、さすがに興醒めしたけど…笑)
まあこれもあくまでハルクに何ら思い入れのない私ゆえの印象で、これがアメリカ人ならまた違うんだろうな。

それにしても、この大衆娯楽映画の王道とも言えるこれに、よくもこれほど演技派の役者陣を揃えられたなあ。
主役で、実は脚本やプロデュースも兼務したらしいエドワード・ノートンはともかく、アカデミー俳優のウィリアム・ハートなんて、こんな味気ない役(ロス将軍)をよく引き受けたと思う。
これもハルクという原作の力なんだろうか?

ところで、エンドロールの後のあのエピローグ。
あまりにタイムリー過ぎるネタで、ちょっとびっくり。
この後DVDなど出す時も、果たしてあのまんま残すんだろか?
旬を過ぎてから見たら、意味する所が分らなくなりそうだけど。(試写会にて/8月1日公開)  リサイタルホール

http://www.sonypictures.jp/movies/theincrediblehulk/

2008年7月22日 (火)

つけそば / 大阪大勝軒 神山 (中崎町)

Shinzan

近々大阪大勝軒が中崎町辺りに新たにラーメン店を出す事を知り、捜索がてら行ってみれば、何ともう既にオープンしてた。
それもどうやら今日がオープンだったようで。
でも宵の口の時間とはいえ、店内に殆ど客はおらず、今日がオープンという雰囲気はしない。
あまり腹も減ってなかったけれど、せっかくなので入ってみた。
外からはよく分らなかったけど、メニューを見るとどうやらつけ麺(つけそば)が売りらしい。
普通につけそばを頼もうとした所、
限定つけそば(800円)というものがあると軽く勧められ、言われるままそちらを注文。
因みに普通のつけ麺とどう違うの?と聞けば、麺と具とスープが違うと、何とも要領を得ないお返事(注文を聞いた店員さんは明らかに不慣れだった)。

5分ほどで出てきた。
麺はやや太、腰もあってなかなか美味しい。
でも味は大勝軒のそれとどう違うの?という感じで…。
スープに玉葱が入って、多少魚粉の味が強めだったという以外、それほどの違いは感じなかった。
それだけに、もしかして注文間違いされた?と今もやや疑念が残るのだけど(笑)

追記:閉店('11/初夏頃)

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大阪大勝軒 神山
住所:大阪市北区浮田1-4-10
TEL.:06-6377-5505
営業:11:30~?

2008年7月15日 (火)

ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛

Narnia2_2b

前作は正直イマイチ盛り上がれなかったけれど、続き物という事で、遅ればせながら見に行ってきた。
そして見てる時は思いの他楽しんでみられたのだけど、でも後で振り返ってみて、さて一体何が良かったのか、自分でもよく分らない。

とりあえず、テンポの良さで見せられたのかな。
特撮など、見栄えのする大作らしい派手さはあったけど、お話は結構ドロドロで、人の業といったものがテーマのよう。
そして、お話は前作にも増してツッコミ所だらけ。
そもそもカスピアン王子は、内輪揉めで逃げてきた敵国の王子なのに、それをナルニアのリーダーとして受け入れるというのは、ご都合主義にもほどがある。
また、ぺベンシー四兄弟にしても、普通以上に剣術の腕があるとはいえ(それ自体も不思議だけれど)、かといってその言動にリーダーらしい部分もなく、こんな人に従うなんて自殺行為としか思えない。
まして、わざわざ呼び出す必然性もよく分らない。
とにかく、ナルニア国(アスラン?)の四兄弟に対する特別な思い入れ(?)が不思議でならない。
幾らファンタジーでも、もう少し得心のいくシチュエーションが欲しい。

こんなので、まだシリーズ続けられるんだろうか(ひとまず3は作ってるそうだけど)(5月21日公開) なんばPARKSシネマ

http://www.disney.co.jp/narnia/

鴨つけうどん / 白庵 (日本橋)

Byakuan ほどよいもっちり感のやや太目の麺は、それほど癖もなく旨い。
きつねうどんは、出汁がちょっと甘いなと感じたけど、これは揚げのせい?
お店おすすめのつけ鴨うどんは、肉厚の鴨の切り身も美味しかったし、鴨の出汁も良く出てたけど、贅沢をいえばやや出汁が甘辛過ぎに思えた(濃すぎ?)。
鴨の風味がつけ出汁に負けそうになってるような…。
といっても、十分旨かったけど。
堪能した。

それにしても最近の新興うどん店は、どこも麺のレベルが高い。

--------------------
讃岐うどん 白庵
住所:大阪市中央区千日前1-6-20 高階ビル1F
営業:11:00~15:00 / 17:00~22:00
定休:水

2008年7月13日 (日)

シャドウ・パペッツ

Puppets ビーンが主役のシリーズ3作目。
どうやらこのシリーズは全四巻らしいのだけど、現在日本で発売されているのはこの本(第3巻)まで。
読み進めるのを惜しみつつ、ゆっくり読んだ。

物語は前巻の続きで、中国を中心とした世界大戦の様相を呈しつつ、アシルが着々と自分の野望を上り詰めようとしていく。
そういった状況下にあって、ビーンとペトラのラブラブぶりは、予想してたとはいえかつてない展開で若干戸惑う(笑)
方や、ピーターの両親(つまりエンダーの両親でもある訳だけど)がこれほど活躍するとは思わなかった。
ヴィッギン家のそれぞれの人となりが分って、楽しめた。

戦争の方は、色々風呂敷を広げながらも、意外とあっけなく収束する。
それなりにリアリティは感じさせるものの、ちょっと無理があるように思える部分もあったかな。まあ許容範囲だけど。
ひとまずバガー戦役(エンダーズ・ゲーム)から続いた騒動は、この巻で一応ケリはついた。
次の最終巻では、恐らくビーンとピーターの2人の人生を語る、いわばシリーズのエピローグのようなお話になるんだろうと思う。
楽しみだけど、原書が出てから数年経つのに、未だ発売予定がないなんて。
よもや、予定だけで昨今噂がぱたりと途絶えた映画待ち?(オースン・スコット・カード/早川文庫)7/13

2008年7月12日 (土)

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 2.0

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十数年前に作られたアニメーション映画を、BGMと一部映像をリニューアルしての再公開。
どうやら間もなく公開される同監督の最新作、「スカイ・クロラ」の間接的宣伝も兼ねての事らしい。

物語は、ネットが高度に発達し、人も機械化して脳と直接ネットを繋げる事が当り前になった、そんな未来世界での犯罪ドラマ。
日本ではイマイチヒットしなかったこの映画が、アメリカで受けたのは、そんなハードSFな世界観を受け入れる土壌があったのと、いわゆるジャパニメーションの力だろうと思う。

当時は斬新で、かつとっつきが悪いとも思えた世界観も、今は多少なりともリアリティを感じさせるほどの時代になってしまい、多少とっつきはよくなったような気も。
とはいえ、ここで語られるテーマは半ば哲学的で、およそ万人受けする話じゃない。
まして原作にあったおちゃらけた要素さえ廃して、独自のハードボイルドな雰囲気さえ醸し出している。
それはそれで、この映画の良さだと個人的には思ってはいるけれど、どちらにしろ多少作り直した所で、この映画が一般受けする事はないと思う(笑)。
改変部分も、印象を大きく変えるほどのものではなかったし。 (7/12公開) なんばPARKSシネマ

The ショートフィルムズ (ABC)

short_filmsこれは映画なのか、イベントなのか…?
朝日放送が、新社屋を建てた記念に作られた映画という事らしいけど、劇場公開の予定もなく、今月の週末毎に実施される上映会のみでのお披露目らしい。
でも、それが勿体無い位に、面白かった。

日本を代表する映画監督、阪本順治・井筒和幸・大森一樹・李相日・崔洋一の5人が、それぞれ子供をテーマに撮った短編5つをまとめたものなんだけど、ここまで違うかって位、それぞれテイストが違う。
坂本監督(「展望台」)は、シリアスなんだけどちょっと笑いのある作品で、井筒監督(「TO THE FUTURE」)は破天荒、大森監督(「イエスタデイワンスモア」)はエンターテイメント路線で、李監督(「タガタメ」)は社会問題を扱った重厚なもので、崔監督(「ダイコン」)は現代家族の日常会話から世相を描写したもの、とそんな感じ。

一番一般受けするのは大森監督の作品だろうな。
短編というのを感じさせない、娯楽映画として過不足なく成立してた。
でも個人的に心に残ったのは井筒監督のやつか?
物語としては明確なオチもないし、嫌いっちゃあ嫌いでもあるんだけど、個性(アク?)は一番強かった(笑)
でももし好きな作品のアンケートを取ったら、相当結果はバラけるかもしれない。
全国公開しないのは、かえすがえすも勿体無いよなあ。

因みにこの日、上映後に井筒監督の舞台挨拶?があった。
だけど、内容は映画の話なんて全くお構いなしの、脱線に次ぐ脱線で…(笑)。
それも、わざわざここで話すような事かというようなとりとめもない話だったんだけど、妙に気を引く所は映画と共通してるなと(笑)
それでも簡単にかいつまんで言うと、
・正月に見た「エイリアンズVSプレデター2」は凄く面白かったが、オチが最悪で、アメリカ映画はああいう所が嫌い。
・今回の作品「to the future」に出てくる先生は、モンスターペアレンツ問題からインスピレーションを得た
・タイトルは自衛隊のポスターからパクった
・最後に出てくる小動物は作り物で、撮るのにえらく苦労した
こう書くと、結構映画の話もしてるように見えるけど、実際殆どしておらず、殆どが雑談で、あえて書くような内容はなかったと(笑)。

http://www.asahi.co.jp/films/

追記:後日、『「Theショートフィルムズ」みんな、はじめはコドモだった』として一般公開された