しあわせのかおり
予告編から想像してた、情感あふれる人間ドラマという感じではなかった。
それは最初から計算ずくでそうしたのか、実は感動モノにするつjもりが結果的に違ってしまったのかは、判断がつかないけれど。
ただ、調理シーン、そして湯気の立つ料理をアップで出す映像の多い事。
これだけ料理そのものにスポットを当てた映画もそうはない。
監督は、よほど料理にこだわりと執着があったんだろうなぁ。
でも、お腹が減ってる人にとって、この映画はある種いじめだと思う(笑)。
映画での会話によると、王さん(藤竜也)の作る料理は、食べ飽きしない料理らしい。
そんな料理さながら、物語も登場人物達の、何気ない思いやりや、さりげない優しさが映画全体から感じられる。
劇的な展開もなければ、これといった感動がある訳でもないけれど、後からじんわりくる、私的ツボをつく映画で、その後の物語をつい想像してしまうような、心地よい余韻が残る。
ただあの農家の三代目の接客ぶりは、ちょっと堂に入りすぎでは?
様になり過ぎてて、逆に違和感が…(笑)。(試写会にて/10月11日公開) 梅田ブルク7
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