インセプション
すげーーー!
感動でもなく、歓喜でも感涙でもなく、ただただ凄いと感じた。
近年稀に見る傑作。
宣伝からして何とももったいぶった感じで、かなり鼻白む思いで見てみれば、何ですか、これは!
近未来、人の夢に潜って情報を盗む事を生業とする主人公のお話・・・なんだけど、この粗筋をちゃんと説明するのはかなり難しい。
とにかく、話が複雑極まりない。
何せ“夢”の世界だから、シーンも脈絡なく次々変わる。
それなのに、それをさらに複雑に持っていこうとするし。
半分ほど見た時点で、その風呂敷の広げっぷりと混沌とした様(さま)に、先行きにかなり不安を感じた。
でもそれが、最後の最後で、見事に収まる。
いやー、クリストファー・ノーラン、あんた天才だわ。
こんな脚本、よく書けたと思うし、それをよくぞここまでまとめ上げた。
「メメント」を見た時も、「ダークナイト」を見た時も、ここまで凄い人だとは思わなかった。
でも、かくも複雑怪奇な映画を、よくここまで大金掛けて作れたなぁ。
一体、どんなプレゼンしたんだと(笑)。
基本、大半は夢のシーンなので、CGてんこもりなんだけど、実写特撮シーンも相当あって、これがまたど派手。
ほんと、とてつもなく金が掛かってる。
シリーズ化も、やればできなくはないと思うけど、このクオリティでもう一本撮るのは、やっぱり無理そうに思うなぁ。
子供には(あるいは老人などにも)複雑過ぎる話だとは思う。
でもこの凄さが分る人は多いでしょう。
アバターなんて目じゃない・・・と私などは思うのだけど。 (7月23日公開) ※7/17~19先行公開 御堂会館
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